就活になると今まで真面目だった学生も内定欲しさに自分を偽る人が少数ですが残念ながらいます。
TOEICだけに限らず、取得していない資格を書いたり、ガクチカを盛ったり。
では、実際企業にはそういった捏造や嘘はバレるのでしょうか。
結論から言うとバレる可能性は低いです。
じゃあ嘘ついた方が得だし、少しでも有利にしたいから捏造しようと思っている方に忠告です。
絶対に捏造はやめましょう。
今日はTOEICの捏造がバレない理由と、捏造をすべきではない理由を共有致します。
- これから履歴書を作成する就活生
- TOEICのスコアが低くて焦っている
- 就活で捏造を考えている
目次
採用担当者は就活生の嘘に気づいている
就職ジャーナル「就活で嘘・盛った話はアリ?採用担当者300人の本音アンケート」によると採用担当者の7割以上は就活生の嘘に気づいているということがわかっています。
何人もの学生と面接をしている採用のプロにに嘘は通用しないんですね。
つまり、例えTOEICを捏造してバレずに内定をもらっても実は嘘には気づいていることがほとんどだということを就活生は理解すべきだと思います。
捏造がバレない理由

証明書の提出が必要ない
募集条件に必要な資格の明記がない場合、証明書の提出はほとんどありません。
私も就活、転職合わせて100社以上は受けていますが、証明書の提出を求められた経験はないです。
そもそも求められた企業はそもそも募集条件にTOEIC800点以上といった条件があったので提出は妥当です。
証明書の提出が義務付けられない限り、学生が捏造することは容易いというわけですね。
チェックする時間がない
日本の採用活動は基本的に3〜4月にかけて一斉に行います。
つまり、この期間に履歴書やエントリーシートが一気に採用担当のもとに押し寄せてきます。
ただでさえ大量の書類に目を通すのに一苦労するのですから、TOEICの点数があっているかどうか確認する時間を取るわけがないのです。
極端に高い点数なら面接で聞かれることはあるとは思いますが、それ以外はそこまでつっこまれることはないでしょう。
そもそも英語力を必要としている企業ではない
英語が必要な企業や職種はそもそも限られています。
いくらTOEICで高得点を持っていたとしても、英語を全く使わない企業は重視しません。
そもそも、TOEICで高得点とって有利になる企業は限られています。
英語を重視しない企業であれば英語の資格も興味がないので詳しく調べられる可能せは低いでしょう。
就活は人物重視だから
企業側はあまりTOEICに興味はありません。
なぜなら就活は人物重視で選考が行われるからです。
あなたがどういう学生生活を送ってきて、どんな思いで応募したのかを企業は重視します。
確かにTOEICはアピールになりますが、内定の決め手にはなりません。
英語を使う企業だとしても、内定後に勉強してくれれば良いという考えを持っている企業が多いです。
なので捏造したところであまり効果はないのです。
TOEICの捏造をすべきでない理由

バレる可能性はゼロではない
先ほどバレる可能性は低いとは言いましたが、絶対とは言い切れません。
内定承諾後、履歴書と照らし合わせるために提出を求めてくる企業はあります。
その時にバレた場合は内定取り消しもあるでしょう。
仮に入社できたとしても印象は最悪です。
社会は信用が第一なので経歴詐称などの行為はあなたの信用を一気に落とす行為です。
軽い気持ちでやったことが大事になる可能性もあるので絶対にやめましょう。
面接でボロが出る
冒頭に採用担当の7割は就活生の嘘に気づいているという話をしましたが、バレる原因のほとんどが面接でボロが出るからだそうです。
私が就活生の時、集団面接で他の学生の面接を聞いていたのですが、嘘をついている学生はすぐにわかります。
嘘をついている学生は理由が表面的です。
TOEICであれば具体的な勉強方法は話せないですし、深掘りすると話が噛み合わないことがほとんどなので確実に嘘をついていることはバレます。
自分がやったことない経験や取得したことのない資格の話は相当練習しないと深く話すことはできません。
英語を使う機会で困る
TOEICの捏造をし、入社するとあなたは周りから見れば英語ができる人だと思われます。
英語を使う機会が多い会社であればすぐにあなたの出番が来るかもしれません。
そんな時に英語がパッとできなかったあなたをみて周りの人はどう思うでしょうか。
最初は緊張していたとかで誤魔化すことができると思いますが、次からはそうはいきません。
一回の嘘を隠すためにあなたは必死に勉強して英語をできるようにするか、ひたすら隠し続けるか選択しなければなりません。
偽りの自分を隠しながら会社にいるのは相当きついと思いますよ。
癖になる
仮に捏造して、内定をもらい入社できたとしましょう。
そんな人は今後の人生で何度も嘘をつくようになる可能性があります。
一度バレないで上手くいった経験があると、次もできるんじゃないかと思ってしまうものなのです。
会社に入ると上司への報告、顧客への対応、嘘の報告をしてはいけない場面が山ほどあります。
そんな中で怒られたくない、自分をよく見せたいという思いから嘘をついてしまうと大事になります。
何度も言いますが、社会人は信用が第一です。
学生でも絶対に嘘は付いてはならないのです。
まとめ:TOEICは自分の実力でとりましょう
いかがでしたでしょうか。
結論、TOEICの捏造でバレたり、内定を取り消しになる可能性はほとんどありません。
しかし、就活はあなたの人生を企業にアピールする場所です。
本来の自分の力で勝負してほしいというのが私の願いであります。
TOEICは時間をかけてちゃんと勉強すれば決して難しい試験ではありません。
自分の実力でちゃんと勉強して高スコアをとりましょう。
では、皆さんの就活が上手くいくことを応援しています
ではでは〜