私はかつて大手企業に新卒として入社しました。
大手企業と聞くと皆さんはどんなイメージをしますでしょうか。
・仕事のできる優秀な人が多い
・常に忙しくて大変
・安定していて、高収入
私が入社する前は大体こんなイメージを持っていました。
しかし、いざ入社してみるとめちゃくちゃ忙しいわけでもなく、案外楽で安定していることに気づきました。
今日はなぜそう思ったのかについて、理由を述べたいと思います。
これから大手企業を目指す大学生や転職を考えている社会人の方にはぜひ一度ご覧いただき、大企業のメリットやデメリットをしっかりと掴んでいただきたいです。
・大手企業に就職したい就活生
・転職を考えている社会人
・大手企業のメリット・デメリットを知りたい
目次
大手企業のメリット

福利厚生が充実している
大手企業の福利厚生は本当に充実しています。
私の会社では住宅手当で家賃の7割が会社負担だったので家賃10万のところに3万で住むことができました。
また、仕事で必要な資格やスキルアップのための教材費や試験費は申請すれば会社が負担してくれます。
特定の資格を取れたら給料が上がったり、しっかりと休みが取れる制度があったりと働く上でモチベーションが上がる制度があることは大手企業ならではのメリットですね。
仕事で必要なものは経費でほとんど落とせるので家計の節約にもなります。
言われたことをしっかりやれば評価される
大手企業では仕組みがしっかりされており、言われたことをきっちりとやれば失敗しにくい環境が整っていることが多いです。
私がいた会社でもほとんどの業務がマニュアル化されていましたし、働く業務範囲も決まっていました。
長年やってきたノウハウも溜まっているので、良くも悪くも変化がありません。
だからこそ、言われたことをしっかりとやれば評価されますし、安定して給料をもらうことができます。
大手が楽だと言われる所以ですね。
物足りない人もいるかもしれませんが、仕事は仕事と割り切っている人には最適だと思います。
研修がしっかりしている
新卒や転職したばっかりの時は仕事を覚えるのに一苦労ですよね。
大手企業では研修がしっかりしており、時間をかけて育ててくれるので仕事の不安感も少ないです。
私が入社した会社でも社会人マナーから業務内容まで丁寧に研修があり、新社会人としてはとてもありがたかったです。
何より学びながらも給料が出るところも嬉しいですよね。
基礎から教えて欲しい人や研修が手厚い会社がいいなら大手企業に就職するべきです。
大手企業のデメリット

配属先は完全に運
大手企業は人も多ければその分部署も多いです。
そして部署によって働き方や業務内容も全く異なります。
せっかくやりたいことがあって入社したのに希望が通らないというのも日常茶飯事で起こります。
また、一般的にホワイト企業と言われている会社でも実は忙しい部署があったり、逆に暇な部署もあります。
しかし、こればっかりは入ってみないとわかりません。
自分のやりたい仕事や部署が選べないのは大手企業あるあるなのです。
上司や職場の人間関係も選べない
就活の決め手が「一緒に働く人」だという人は非常に多いです。
確かに人間関係は働く上で最も重要です。
しかし、社員の人数が多い大手企業では上司や働く人を選ぶことは不可能です。
例え面接や説明会等で出会った人がいい人だとしてもその人のもとで働く可能性はゼロに等しいです。
私も配属された部署の上司と全く相性が合わずに苦しみました。
もし、最初の配属先で自分が合わなかったら毎日出社するのも辛くなってしまいます。
人数が多い会社は色々な性格の方がいるので相性が合う人と働けた人はラッキーかもしれませんね。
自己裁量はない
大手企業では自分の仕事が決まっています。
逆にいうと自分でやりたいと思った仕事はできません。
仮に提案をしても、おそらく聞き入れてもらえないでしょう。
自分の中で具体的なキャリアプランがある人や絶対にやりたい仕事があると言った強い意志がある人は大手企業は向いていないと思います。
早くから経験を積みたい、超成長したいといった意識の高い方はベンチャーを視野に入れてみましょう。
まとめ:大手企業は働きやすい
いかがでしたでしょうか。
これから就活・転職活動する方のヒントになれば嬉しいです。
大手企業は実際に働いてみて本当に働きやすかったですし、良い環境も整っていました。
ただ、上司が合わなかったり やりたい仕事ができないといった不満もありましたし、年功序列が強いので若い人の意見が軽視され悔しい思いをしたのも事実です。
大手企業が絶対に良いとは思いませんが、一度働いてみることはいい経験になります。
まずは求人サイトや転職エージェントを使って大手企業の情報をみたり、実際に聞いてみることをおすすめします。
まずは行動あるのみです。
それでは今回は以上です。
ではでは〜